当社で開発した導電マイトに関して、『導通試験をテスターの先端で行ったところ、通電する時としない時がある』など測定方法についてのお問い合わせが多く寄せられております。
下記に導通試験方法を示しますので、ご覧ください。
アルマイトの通電の性質上、ある一定の面積(2㎟以上)または長さが必要となります。
そのためテスターで導通性を測定するには、
(1)測定端子を導電マイトと平行にして計測する
(2)導電マイトの表面に金属を置き、その上から端子で押しながら計測する
※ワニ口で挟む等の一定の面積を持ったもので計測をしないと、測定にむらが生じる可能性がございますのでご注意ください。
NG例:測定端子の向き
テスターの先端で測定すると、通電する時としない時がある。
正しい測定例(1):金属+加圧
導電マイトの上に2㎟以上の金属を乗せ、その上から50g以上の圧力を加えて測定する。
正しい測定例(2):テスターの向きを変える
導電マイト側の測定端子を平行にする、もしくは先端角度に合わせて傾けてから測定する。