マグネシウムにアルマイト(表面処理)をすることはできますか?
マグネシウムも表面処理を行うことは可能です。
但しアルマイトという言葉は、アルミニウムの表面に陽極酸化皮膜を形成する技術を指しますので、マグネシウムの場合は「マグネシウムの陽極酸化処理」または「マグネシウムの化成処理」が正しい表現となります。
マグネシウムにアロジン処理は出来ますか?
当社はマグネシウムの表面処理(化成処理)も対応しております。
アロジン処理はアルミニウムの表面に化成皮膜を形成する技術を指します。マグネシウムの場合は「マグネシウムの化成処理」が正しい表現となります。
アルミニウムとマグネシウムの処理液は同じですか?
アルミニウムとマグネシウムのように特性が大きく異なる素材には、使用する薬液などを変える必要があり処理条件も異なってきます。
マグライトとはどのような皮膜ですか?
マグライトは弊社が開発した光沢系のマグネシウム陽極酸化皮膜の名称です。素地色は薄いベージュ色をしており、各種染色が可能です。
マグライトの皮膜の構造はどの様になっていますか?
アルマイトのようにハチの巣状の皮膜となっており、この孔に染料が入り染色をしています。
マグホワイトとはどのような皮膜なのですか?
マグホワイトは平成11年度地域コンソーシアム研究開発事業の「自動車向け中鍛工部品用マグネシウム合金の開発及びその加工技術の研究開発」において従来の陽極酸化皮膜を自動車部品として耐えられるように改良した火花放電型(セラミック型)製品です。
GDとはどのような皮膜なのですか?
当社開発のGDコートは耐食性に優れた六価クロムを含まない環境にやさしい皮膜です。ノンクロムで難しいとされていた耐食性および塗装密着性を向上させることができます。
GDの耐食性はどのくらいですか?
塩水噴霧試験において連続法の48時間噴霧ではRN9.5以上です。ただし、合金種によって異なります。
GDリペアとは何ですか?
GD処理を行った後、次工程以降に傷又は設計変更により、部分的に除去されたときに、救済方法として全体を剥離せずに部分的に皮膜を修正・再皮膜を行う処理です。部品などの組み立てられてからも可能です。