精度物(公差内処理)の剥離・再処理
精度が要求される寸法公差。当社ではこれまで数多く対応してきた技術を用いて、公差内で仕上げます。
寸法公差・修正が必要なシーンには、「処理に起因する項目」と、「加工に起因する項目」があります。【処理に起因】処理違い、処理公差外、マスキング、面粗さ、耐食性など【加工に起因】加工ミス、キズ修正、寸法のバラツキ、構成刃先など
加工寸法は皮膜の厚さに合わせて切削を行うと、処理後にH7公差に入ります。
【参考】加工時の参考に穴公差(H7)の下加工寸法と皮膜厚さ、精度物、黒、硬質の関係
範囲 | 規格(mm) | 精度物及び黒アルマイト | 硬質アルマイト | ||
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10μm | 20μm | 30μm | 50μm | ||
30を超え50以下 | +0.025 0 | +0.030 +0.015 | +0.042 +0.025 | +0.050 +0.035 | +0.070 +0.055 |
アルマイトの公差内処理に関するお客様からの相談事例と、当社の対応事例
※黒いボタンをクリックすると該当の表面処理の紹介ページへリンクします。
アルマイト処理
アルマイトで公差(H7)指定がある
黒アルマイトにて穴に公差(H7)指定がある
バルブにh7公差の指定がある
機械加工
加工寸法の1か所を公差外で加工したので、公差内に修正をしたい
構成刃先により部分的に面が荒れ、耐食性が著しく低下した
ロット内で寸法のバラツキがあるため、均一に仕上げたい
機械加工品が公差内で加工されているが、加工寸法のバラつきがあるため アルマイト処理を行うと公差から外れてしまった
機械加工時の公差外不良品を、公差内に仕上げたい