硬さにお困りの方

硬さとは材料の機械的性質の1つであり、異物によって材料が変形しにくい、傷がつきにくいことを指します。
当社ではよく間違いやすい摩耗と硬さを区別し、検証を行っています。

金属の硬さとアルマイト

硬さとは材料の機械的性質の一つであり、材料が異物によって変形のしにくさ、傷のつきにくさを指します。アルマイトの硬さ測定は、皮膜切断を行い断面からマイクロビッカース硬度にて計測しています。硬さ試験は、測定物に応じてそれぞれに合った試験機および試験方法で計測されます。

ロックウェルC スケール硬さ(荷重)	ビッカース硬さ	ブリネル硬さ　Hs		ロックウェル硬さ		ショア硬さ	引っ張り強さ
HRC	HV	標準球	タングステンカーバイト球	Aスケール荷重60kgf brale圧子	Bスケール荷重100kgf 径1/16~in球	Hs	kgf/mm2
43	423	400	400	72.0	-	57	141
42	412	390	390	71.5	-	56	136
41	402	381	381	70.9	-	55	132
40	392	371	371	70.4	-	54	127
39	382	362	362	69.9	-	52	124
38	372	353	353	69.4	-	51	120
37	363	344	344	68.9	-	50	118
36	354	336	336	68.4	(109.0)	49	114
35	345	327	327	67.9	(108.5)	48	110
34	336	319	319	67.4	(108)	47	108

※黒いボタンをクリックすると該当の表面処理の紹介ページへリンクします。

硬質アルマイト処理した表面が、使用している間に傷が発生

電気が通る硬質アルマイトがほしい

導電性かつカラー化できる硬質アルマイトがほしい

硬質アルマイトで絶縁耐力の高い皮膜ができる処理はないか

クラック（ひび割れ）に強い硬質アルマイトがほしい

熱に強くクラックが入らない硬質アルマイトが欲しい

不純物の発生の少ない硬質アルマイトが欲しい

AL板に硬質アルマイトを行い、その上にローラーを転がしていたとこと、ヒビが入り、更に続けると一部皮膜の破損が発生した

A2017材に50μmの硬質アルマイト処理を行いたい

A6061材に80μmの硬質アルマイト処理を行いたい

ADC12材に30μmの硬質アルマイト処理を行いたい

AC4C材に膜厚60μmの硬質アルマイトを行った上で、硬さ350HV以上の皮膜がほしい

AC9B材に膜厚30μmの硬質アルマイトを行った上で、硬さ350HV以上の皮膜がほしい

硬質アルマイト板とSUSの板をSUSボルトで締め、更に増し締めを行ったところ座屈が発生した

アルミニウムダイカストに硬質アルマイトを処理し、面粗をRa 5μｍ以内にしたい