一般アルマイト 概要
アルマイトはアルミニウムの表面処理の1種でアルミニウムを液中にて陽極で電気化学的に処理を行い生成した酸化皮膜です。JIS規格では陽極酸化処理とも呼ばれております。アルマイトは多孔質層とバリヤー層より成り立ち、構造は蜂の巣の様な六角柱状で中心に0.01~0.03μmと極端に小さい穴と、厚い壁から形成されており、素材表面に化学反応を起こして表面状態を変化させることによって、耐食性を高めたり、塗料との密着をよくしたりするなど、元々の素材に足りなかった性質を与えます。
当社では一般的なアルマイト処理技術に加え、寸法精度(H7,h7公差)の要求される処理の対応をはじめ、アルマイト後の寸法修正、機械加工間違い、キズ、打痕などの修正など、技術が必要である細かい修正にも対応が可能です。寸法不具合品や機械加工ミスでお困りの際は製品を破棄せずに、まず一度当社へご相談ください。
一般アルマイト 特長
アルマイト、黒アルマイト
一般アルマイト 対応可能な材質・大きさ
- 純アルミニウム系:A1050,A1100,A1200等
- 高力合金系:A2011、A2014、A2017、A2024、A7075等
- 耐食合金系:A3003、A3005、A5052、A5056、A5083、A6061、A6063等
- その他:A4043
- 2600×2400×1200、3500×1100×1200
2600×2400×1200(黒アルマイト)